パートナー

Partner

【お店にエール!】有機やさいアンの店 様

子どもたちが苦手な野菜をペロッと食べる!

パートナー

創健社商品をはじめ、品揃えにこだわりをもつLOVE > FOOD > PEACEなパートナーをご紹介し、エールを送る企画。今回ご紹介するのは創業1990年、「有機やさいアンの店」様。お話してくださったのは店長の山内一久さんです。

 

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

──お店についてご紹介ください。まずどのように始まったのか、からお願いします。

山内さん(以下敬称略):創業は1990年7月です。店を始める前に話はさかのぼりますが、もともと先代の社長は、新篠津村という札幌の隣の隣に位置する村役場の広報をしていました。新篠津村はいまでこそ名前を知られるようになりましたが、昔は知名度があまり高くありませんでした。そこで「こんなに美味しい野菜やお米があることをもっと知ってもらおう」ということで、札幌で八百屋を始めたのがきっかけです。

ㅤㅤㅤ

1990年ごろの日本の農業はアメリカ型の大型化を目指していた時代です。一方、新篠津村では有機農業に取り組んでおられる農家さんが中心で、一般的にいえば小規模な農家さんが多くいました。私たちは規模を拡大する方針ではなく、農家さんも我々も継続して再生産していける価格設定や計画を組んでやっていくということを心がけてきました。消費者の方々にはおいしさは栽培方法などを正直に伝えていくという考え方で今までやってきています。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

──大切にしている思いなどあれば教えてください。

山内:アンの店の役割は生産者と消費者の橋渡しだと考えています。具体的には、産地見学をしたり、毎年一回農家さんを呼んで消費者の方と交流するイベントをしたりする中で、「農業も有機でやるのは大変だよ」と正直に伝えていくというポリシーでずっとやってきたと聞いております。産地見学の先としては(近年はコロナ禍でなかなかできなかったところもありますが)、新篠津から始まって、札幌近郊の農家さんに、ごぼう掘りやしょうが掘りやいろんなことに挑戦してきました。30年前に比べると有機農業に取り組む生産者さんは全道に増えていて、その方々と取引させていただいています。先代の社長もフットワークが軽く、いろんなところに突撃訪問が好きなスタイルで取引先を増やして今では道内外で50〜60以上の生産者さんとお付き合いしています。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

──お客様に喜んでいただいたエピソードなどあれば教えてください。

山内:開店当初の1990年頃は30代、40代のお客様が多かったんですが、それから30年以上経って、その方々のお子さんが今ちょうど子どもを持つ世代になられていて、私と同世代のお客様が「昔食べていたこれがおいしかった」など思い出を話していただくこともあります。小さい頃アンの店の野菜を食べて育った方々が、ご自分の子どもを持って改めていらしていただくという話を聞くと、長く続けてよかったな、なかなかないことだなと感じます。お店が小さくて入りづらいという方もおられますが、一方でそういうコアなファンの方々に支えられていることをありがたく実感します。

ㅤㅤㅤ

 

──創健社との出会いや思い出などについても教えてください。

山内:創業当時は無添加の食材がなかなか手に入りづらい時代だったのかと思いますが、先代社長の自宅の近くの薬局にたまたま創健社さんの商品があって、創業前から食べていてファンだったと聞いています。それで実際創業した時に「ぜひ扱わせてください」ということで取引が始まったんじゃないかなと、いろいろな人の話を総合するとそういうことのようです(※1990年7月創業後、創健社の登録記録が同年11月と知って)。やはり突撃訪問したのかなと思います(笑)。

ㅤㅤㅤ

 アンの店に入る以前の個人的な話になりますが、私自身、大学時代に有機農業に関心があっていろいろなことを調べていました。その当時、岩見沢市というやはり札幌近郊の町で創健社さんの勉強会が開かれたことがあり、添加物のことなど知らなかったので勉強のために参加したのが出会いでした。その時にイタリアで有機農業をされているジロロモーニさんのことも知って、その勢いでイタリアに有機農業のことを勉強しに行ったりしました。私もちょっと突撃型のところがあるみたいですね(笑)。個人的にジロロモーニのスパゲッティが好きなので、創健社の北海道担当の方といろいろ話をしながら勉強させていただいています。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

──ご担当者様お気に入りの創健社商品があれば教えてください。

山内:1つ目は「ジロロモーニのスパゲットーニ」。個人的にもかなりおいしい商品かなと思っていてお気に入りです。特にお客様にお勧めする時には野菜たっぷりのナポリタンが最高においしいとお伝えしています。パスタ自体の香りと味もおすすめですが、中でも食べた時のぷりっとした食感が素晴らしく美味しいです。

 2つ目は「有精卵シーザーサラダドレッシング」。お店でもおいしいと人気ですし、我が家の子どもたちにも人気です。夏場にロメインレタスと合わせて食べさせていただくと、普段はそれほど野菜を食べないこともあるんですが、このドレッシングをかけるとペロッと食べてしまいます。1本買うとだいたい3日、4日くらいで使い切ってしまうくらいです。親としてはちょっと加減して欲しいなと思いますが(笑)。子どもたちはこれが一番美味しいドレッシングだと言っているので、山内としてというよりも、山内家としてですが、これをぜひお勧めします(※小学4年生と、幼稚園の年長さん年少さんの3人のお子様とのことです)。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

──「こんなお店です!」というPRポイントをお聞かせください。

山内:一般に、有機野菜、自然食品は少し敷居が高いというイメージを持たれている方が多い印象がありますが、アンの店は店員がみんなフレンドリーで、いい意味で敷居は低いと思います。有機野菜や自然食を始めたいという方には、やさしく入りやすい、誰でもウェルカムなお店かなと思うのでぜひお越しください。生鮮食品以外で1000アイテムほど揃えています。生産者さんと消費者さんをつなぐ活動をしていますし、味噌作りや柚子胡椒づくりとか食体験もできるお店なので一度遊びに来ておしゃべりも楽しんでいます。新しい試みとして豆板醤づくりも始めようとしています。

 アンの店の2階にパティスリー「アパレイユ」の工房を構えています。製造したものをアンの店やオンラインで販売しています。昨今のニーズに合わせて最近ではグルテンフリーのクッキーやガトーショコラなどもラインナップしています。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

──貴重なお時間をいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

[住所]〒003-0026 北海道札幌市白石区本通4丁目南1番13号

[電話]011-863-9373

[オンラインショップ]https://annemise.com/

[Facebook]https://www.facebook.com/annemise1990

[Instagram]https://www.instagram.com/annemisesapporo

[X(旧Twitter)]https://twitter.com/Yasai_Annemise

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

[参考]登場した商品の詳細情報はこちら

●創健社 ジロロモーニ デュラム小麦 有機スパゲットーニ 500g

https://sokensha.co.jp/products/product_detail/140534

●創健社 有精卵シーザーサラダドレッシング 180ml

https://sokensha.co.jp/products/product_detail/110569